栞の妄想日記

ビアンの栞の妄想日記

恥ずかしい思い

あれから数日。女の子は1人悶々としている。
女性に「ノーパンになって帰れば?」と言われた時命令されたみたいに凄くどきどきした。(でもあの時お姉さんがどんな意図であんな事言ったんだろう?)う~んと悩んで居た。男の人は怖いから嫌だし、かといって女の人とどうにかなるってのは考えられない。男の子と男の人は苦手だしなぁ。「ノーパンで帰れば?」と言われた時は命令されたって感じが強いってのは私の考え過ぎかなぁ?思い出してはもじもじしている。耳元で囁かれた時はどきっとした。背徳感に似た甘い囁き。下着を脱いで街を歩くのは二度めだけど最初はほんと下着もびしょ濡れになり気持ち悪いってのはあったけど次の時は言い訳出来ない状況があった。でもあのお姉さんに脱げと言われた時には何処か喜びがあった。この感情がなんなのか自分でも分からない。思い出しては下着を濡らしているのに自覚が出来て無い。(あ~ノーパンだと階段の乗り降りにも気を遣う。中がちらっとでも見えたなら恥ずかしい。)じんわりと蜜が太股を伝う。電車に乗った時には痴漢に遇えば誘った様に言われるんだろうなぁ。スカートの下からの風にどきどきする。早く家に着く気持ちが強かったのに自宅付近になると名残惜しくなる。頭の芯がずくずくしていたけど自室に入るとスッと引いた。途端に足の力が抜けた。ホッとしたのとあの熱い気持ちが終わったのが寂しかった。